こんにちは、マニです。
サラリーマンをしながらWebライティングの副業をしています。
さっそくですが、コピペ記事を作成してクライアントに怒られました。

Webライターの副業を始めて6か月。マジでへこみました。
Webライターを目指すみなさま、同じ轍を踏まないように人の不幸を笑ってください。
コピペ記事を作成してクライアントに怒られた

とある案件の記事執筆後、クライアントさんからこんなメッセージをいただきました。

コピーチェックツールがOKかどうかというより、他のサイトからリライト・コピーしているという事が問題ですので、ご自身の言葉でまとめて、書き直して頂くことはできませんか。
これまで順調に言っていた、Webライター執筆業。背筋が凍りました。

先輩ライターの皆さん、これ、日常茶飯事ですか??
今回の依頼内容
今回のライティング依頼は、クライアントから指定された団体を紹介する記事作成でした。
キーワードだけでなく、見出しの指定もクライアントからありそれほど難しい案件でもないと考えていました。
私はWebライティングの記事作成を作業テンプレートを使って行ています。
- キーワードを選定する
- 上位サイトを調査する
- 記事構成を考える
- 本文を執筆する
- SEO対策も行う
今回はキーワード選定はクライアントが行っていたので、「2.上位サイトを調査する」から作業開始です。
指定された団体は、 【地球温暖化防止全国ネット】。
今まで聞いたこともない団体です。
しっかりとネットで調べてから記事の構成を考えようと思いました。
▼作業テンプレートの詳細はこちらの記事で紹介しています。
>>>ライティングのコツは作業のテンプレ化【時間と労力を効率化しよう】
記事執筆の情報が公式HPのみ
が、ここで問題が。
なんと今回の案件の団体。ネットで調べると出てくる情報と言えば、
- 団体のHP
- 団体の求人情報
ぐらいしか出てきません。
念のため「求人情報」も一通り見ましたが、記事執筆に活かせるような情報はありませんでした。
そうなると残すところは団体の公式HPのみ。
いつもの作業手順では、上位10サイトに書かれた情報やこれまでの自分の経験を棚卸して、集まった情報をもとに記事構成を考えていきます。
今まで聞いたこともなかった団体です。当然、自分の経験なんてものはないので頼りの綱はすべてその団体の公式HPだけです。
まあ、ないものは仕方ありません。
今回はクライアントから見出しの指定もあったので、あまり深く考えずに団体のHPを参考に作業テンプレートを無視していきなり記事執筆を開始しました。
しかし、これがすべての失敗の原因でした。
クライアントに怒られた理由

本来は上位10サイトをしっかり調査して、情報の棚卸をしてから全体の構成を考えて記事構成を決定します。
記事の本文を書くときも「記事構成」と「棚卸に使ったメモ書き」を見ながら本文の記事執筆をします。
どちらもすっ飛ばした今回の案件。
あろうことか本文を書くときも、参考とする公式HPを見ながら見出しに合った情報を探しながら作業していました。

すみませんでした。これをコピペと言われればまさにその通りでした。
コピペやリライトがNGなのは重々承知なので、慎重に情報を整理しながら本文を書いていきました。
Webライティング案件は記事が完成すると、無料のコピペチェックツールでコピペの有無を確認をしています。
コピペツールがOKでも良いとは限らない
この結果では良好でしたが、クライアントからはNGの回答が。

コピーコンテンツやリライトした文章が多数みられました。参考サイトの文章を使ったり、言い回しを変えただけの文章はNGとさせて頂いております。
一つのサイトしか情報源がないんだがら、それをリライトと呼ばれると何とも言えないよな…
そう思いもしましたが、とはいえ、自分の言葉で書いた文章です。ろくに修正もせず、

団体の活動を表現するのにどうしても類似の単語を使わないといけない箇所だと考えています。私が使用している無料のコピペチェックツールでは、特に問題はなさそうですが修正をしたほうが良いでしょうか。
強気な反論、、、自分が正義だと勘違いしていたんでしょう。深く反省です。
するとクライアントから冒頭のメッセージが。
コピーチェックツールがOKかどうかというより、他のサイトからリライト・コピーしているという事が問題ですので、ご自身の言葉でまとめて、書き直して頂くことはできませんか。
ほかのサイトからリライト・コピーしているかどうかと言われると程度の問題はあれ事実です。
何度も言うように情報源はそこしかないんですから…
なんていうことを悶々と考えていましたが、クライアントが求める水準の記事を書けていないのも事実。
それはすべて自分の実力不足です。
気持ちを切り替えて、記事修正を快諾しました。
気持ちを切り替えて書き直してみた

とはいえ、何を直したらいいものか…
個人的にはコピペしたつもりもないし、自分の言葉で書いたつもりです。
外の空気を吸い熱いコーヒーを飲み気持ちを切り替えて、改めて執筆した記事に向き合いました。
(うそです。小説っぽく書いてみたかっただけで、実際は深呼吸を一つしたぐらい)
改めて記事を読むと、確かにあの公式HPに書いてある内容そのものの気がしてきます。
内容を整理して自分の言葉で書いているつもりでも、伝えていることはやはり公式HPで書かれていることと同じ。

これ以上に伝えるものはなにかないものか…。
情報源が少ないテーマの記事執筆のコツ

心を落ち着かせて、考えてみました。
一つの情報を、二にも三にも広げる方法。
私がたどり着いた答えが次の2つ。
1. 記事を紹介する相手を変えてみる
キーワードで検索する人が、すべてその団体のことを知りたいわけではないと思います。
たまたま、別のキーワードからもその団体にたどり着く人もいるでしょう。
そもそもその団体に興味がなく、予備知識ゼロの人にいかに伝えるかを考えると視点が変わります。
自分の家族や友達に伝えるように、そんな気持ちで文章を考えると決まり文句の表現だけでなく自分自身の言葉で文章を書くことができると思います。
2. 記事を紹介する立場を変えてみる
どちらかというと本丸はこっちです。

この発想は意外と使えそうです。
紹介する立場とは、誰目線でそのキーワードを考えるかということです。
今回のキーワード「地球温暖化防止ネット」は、地球温暖化防止を目的として様々な活動をしています。
地球温暖化対策を行う全国の団体の活動を表彰する「脱炭素チャレンジカップ」と呼べれるイベントを企画したり、「環境マークアッププログラム」という小学生向けの教育教材の開発もその活動の一つです。
これらの活動を団体の側から伝えるのではなく、イベントの参加者や教材を使った小学生の立場に立って伝えてみると書くべき文章も変わってきます。
同じ物事でも伝える立場が違えば、その内容も大きく変わるなと感じました。

これは、今後のWebライティングに生かせる考え方だなと感じました。
まとめ
今回は、「コピペ記事を作成してクライアントに怒られた」件について紹介しました。
とにもかくにも、深く反省しています。

クライアントさん、ご迷惑をおかけしました。すみませんでした。
しかし、副業Webライターとしては一皮剥けたいい経験になりました。
失敗こそ、成長の糧です。
これからもどんどん新しいことにチャレンジして、たくさん失敗していきたいと思います。
最後に、未熟者の私が背筋が凍りながらなんとか書き上げたライティング記事を紹介しておきます。
興味がある人は、一度ご覧ください。苦悩がにじみ出てるかもしれません。